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最近のデリバリー事情
当研究所を運用する城北宣広では全国でポスティングが可能なネットワークを完備しており、様々な業種のお客様から依頼を受け、チラシやリーフレットを配布しております。 そんな中、配布ツール自体の制作や提案にも携わらせていただく事が多々あります。
そこで、日頃からポスティングに目を光らせている（！）当研究所視点で見た、おもしろいツールを紹介させていただきます。
今回、注目させていただいたのは、新型コロナウイルスの感染拡大により、たくさんの人が利用されている上に、様々な企業が参入されている「フードデリバリー」です。
私自身も週1回以上は利用しており、非常に便利なサービスで重宝しております！
外食チェーンがサービスを展開されていたり、国内・外資系のデリバリー専門企業が展開されていたりと、最近では特に大幅な拡大展開が目立ち、2021年時点の市場規模は既に約8,000億円と言われております。
それだけ競争が激しい市場で売上を確保する為に、各企業は認知拡大の為に様々な工夫を凝らされているようです。TVやSNS等でかなりの話題になった、男性芸人さんが出演されている出前館のCMも記憶に新しく、かなりのインパクトがありましたね！
そんなフードデリバリー業界はポスティングチラシもインパクトの大きいものが。ここからは更に詳しい事例を紹介します。
“UberEats”の事例
おもしろいツールでポスティングを展開されている企業として、まずは“UberEats”を取り上げさせていただきます。
“UberEats”の登録者数は2020年６月時点で約320万人と、たくさんの方が利用されております。 2019年12月24日にプロテニスプレイヤーさんと男性芸人さんが出演されていたCMが話題となり、シリーズ化されているコンテンツになっております。
そのCMと合わせてデリバリー可能エリアの都心部を中心にポスティングも展開されており、紙業界ではかなりの話題となりました。コロナ禍真っ只中の頃から現在に至るまで、様々な形式やデザインで何度も実施されております。
シンプルな形式のツールもありますが、今回ピックアップさせていただいたのは、なんと！「おにぎり型のツール」です。
これは、昨年2021年の秋頃に大阪市在住の弊社スタッフの自宅ポストに投函されておりました。 思わず手に取りたくなるデザインで、形に捕らわれないポスティングの利点を上手く捕らえられたアイディア だと思いました！
有効期限は2021年10月13日となっており、残念ながら既に終了しているキャンペーンにはなりますが、「”UberEats”を初めてご利用の方は750円以上のご注文で最大2,500円OFF」 という内容で、ツール自体がおにぎりの形になっている事からデリバリー訴求に結び付きやすいと思います。私はこれを見て、今すぐ注文したくなりました！
オファーとしては他のデリバリーサービスのキャンペーンと同じような内容ですが、配布ツールで差別化を図っているのが良くわかります。
最近では、CMと連動して出演女優さんが「デリバリーサービスを利用されているシーンが切り取られたデザイン」のツールを配布されております。
”foodpanda”の事例
続いては、既に国内から撤退されておりますが、2020年9月から2022年3月まで展開されていた”foodpanda”を取り上げさせていただきます。
マスコットのパンダと、イメージカラーのピンクのインパクトが強く印象的で、配達員の方が使用されている同様デザインのバッグが、一時期は街中でかなり目立っていました。
2020年11月2日から放映されていた、女性芸人さんが出演されていたCMもインパクトがあり、皆さんの記憶にも残っていると思います。
そんな”foodpanda”のポスティングツールが、2021年のクリスマスの時期に大阪市内在住の弊社スタッフの自宅ポストに投函されており、社内でも話題となったのでご紹介させていただきます。
パンダのマスコットがサンタの恰好をして、“おうちパーティ”や“おひとりパーティ”を促進している内容でした。 特におもしろい点が、この“ハンガーのようなデザイン”です！サービスを利用して家庭へお届けした時に、 このハンガーのようなカードをドアノブに引っかけておけば、置き配で届けてくれるというツールです。
これであれば捨てられずに保存されますし、急な用事で置き配に変更したい時にも、引っかけておくだけで便利な、一石二鳥の告知ツールと言えます。
オファーは「新規お客様限定！合計3,200円OFF！会員が使えるクーポン！400円OFF」という内容でした。 ポスティングの利点は、「ポストに入りさえすれば、どのような形式でも投函が可能」という点にあります！
まとめ
このように、大事な予算を使われるのであれば、より多くのターゲットにリーチするのは当然として、”いかに目立つか”、“いかに記憶に残るか”、”いかに自宅まで持って行ってもらえるか”なども念頭に置いて、工夫を重ねた制作を行っていく必要がありますね！
この記事の執筆者：紙メディア研究所編集部
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