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2013年8月29日

職人の接客

こんにちは。モークです。

お買い物に出かけた際、
接客態度や接客術が素晴らしい店員さんは度々見かけますが、

みなさんは、「職人」の接客を受けたことがあるでしょうか。

モークは先日、まさに「職人の接客」を受けました!

と言うのも、革靴を2足修理に出した際、
店主(職人)の接客があまりにも強烈だったのです。


モークの靴を見るや否や、
「いい靴履いてますね!この靴皮底だから、ちゃんと手入れしてくださいね!
皮底ってね、手入れがね…」

と、モークが「ソールが外れてきたので貼ってください。」と言う前に、
モークの知らない情報を話し出しました。

皮底の靴の手入れの方法、皮底の靴のメリット・デメリット、交換時期、皮の種類…、、

無理に押し付けられているわけではなく、
「靴、大事に履いてくださいね。」と言うメッセージを感じました。

さらに、店主の履いている靴は40年履き続けているらしく、
新品のようなツヤは有りませんが、手入れが行き届いているのが分かりました。

モークの靴はと言うと、「この程度なら張替えはいらない。」とのことで、
手入れと、かかと部分の修理をしてもらいました。

そしてオイルも塗ってもらい、新品同様で帰ってきました!


そもそも、靴の修理代は安い・高いなど、値段の価値がつけにくいものです。
それに、「この人は腕が良い!」なんて、モークのような素人には分かりません。

今回は口コミで人気のお店を選んで行ったのですが、
“どれほど綺麗に直ったか”ではなく“ちゃんと直してもらった”という感覚を感じました。


そして、店主は最後に「良い靴を修理するのは楽しいんですよ。」とおっしゃっていました。

モークは、「靴の修理職人の接客だったな。」としみじみ感じました。。


“靴の修理”のように、少し特別なお買い物は、
買い手側にとっての満足感が、“値段以上に価値を感じた”ことにあるように思います。

今回は店主に勉強になりました。

話は変わりますが、とあるグループインタビューのサイトで、
靴が美しいかどうかで見た目が変わる!という働く女子の意見を目にしました。

さらに、とあるホームページでは、
イタリア人やイギリス人、フランス人などは身だしなみの本質を靴に見出しており、
欧州では社会人になると、何はさておき、靴にお金をかけなさいと周囲から言われる。
と書いていました。

近年、ファストファッションブームの裏で動いているハイファッションブーム!
今後とも、それに伴う需要を追っていきたいと思います。

投稿者 Jyo : 2013年8月29日 09:05