ニュースリリース
2022.8.12
こんにちは、くらし・まち研究所です。
先月からお届けしている、「くらしのゆとり予報」の第2回目です。世間の消費マインド(=”くらしのゆとり”)は嗜好性の高いもので測ることが出来る、
がコンセプトです。
まずは22年6月の結果。
ゴールデンウィークで大きく上がっていた”くらしのゆとり”は、【首都圏】【東海】はほぼ横ばいで切り抜けたものの、【関西】【九州】はDOWNという結果に。
4地域合計では93.8%になっています。
しかし、2022年に入ってからでは、すべての地域が5月に次ぐ数値に。食品や光熱費の値上げはあるものの、夏に向けての消費マインド上昇も感じさせます。
今月のピックアップは、「化粧品」。【首都圏】の伸び(117.3%)を受け、14項目中2番目となりました。
6月時点でも猛暑が予想されていた今年の夏。気温の大幅な上昇に備えて、化粧品が購入されていたことが考えられます。伸びが1番大きかった「エステ」と併せて、夏の外出機会への準備と想定されます。
22年7月の消費意欲は、福岡を除く3地域合計で102.7%。
値上げや新型コロナウイルスの感染者増加といったマイナス要因があるにも関わらず、前月比ややUPとなっています。6月の結果と同じく「化粧品」「エステ」
への意欲が伸びており、引き続き外出時の対策を行っていくことが想定されます。
今月のピックアップは、「観賞・観戦(映画・音楽ライブ・スポーツ)」。
4地域合計が107.6%であり、【首都圏】【東海】【関西】 においては、当くらし・まち研究所の調査過去9ヶ月で最高数値になっています。
観戦ルールが一部緩和されたスポーツ、書き入れ時の夏休みである映画、これまでのコロナ禍よりもフェスなど大規模な催しが期待される音楽ライブと、食品等の値上げとは別に”くらしのゆとり”マインドの上昇が感じられます。
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